カナダつれづれ

カナダ在住約40年の筆者がつづる生活情報
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フード:手作りジャムとスコーンの店「KITTEN & THE BEAR」

昨年暮れ、ギフトのラズベリージャムを一口いただいて思わず「う〜ん」とうなってしまいました。それまで口にしたどんなジャムよりおいしかったのです。もちろん好みにもよりますが、なかなか市販のジャムで気にったものを見つけるのは難しいものです。

 

少し気候も春らしくなった先日、ネットで店の名前「KITTEN & THE BEAR」を検索して行ってみました。クイーンストリート・ウエストに面した入り口は通りすぎてしまいそうなほど小さな店でした。しかし、中に入ると奥に伸びていてキッチン、テーブル席もあります。甘いジャムの香りがただようファンシーなインテリアに心もほんわかしそうです。

 

 

 

ジャムの種類は季節によっても変わるそうです。お気に入りのラズベリーはクリスマスシーズンの期間限定で、その代わり「ストロベリー、ラズベリー&クリーム」(260ml入り$12)がありました。他にブラックベリー、オレンジ&ハニー、ブラックプラム、季節によってピーチやアプリコットなどがあります。すべて手作りで、ジャムの容器のラベルに作り手のサインも付いています。

 

 

 

ジャムのほかに手作りスコーンもこの店の人気メニューです。焼いたものを店で食べたり、テイクアウトすることもできますが、冷凍スコーンもあります(12個入り$18、写真上左)。冷凍のままオーブンで約30分焼けば作り立てのスコーン(写真右、KITTEN & THE BEAR Websiteより)が味わえるという便利さが受けているようです。このスコーンとジャムの取り合わせがが絶妙なハーモニーを醸(かも)し出しています!(少し大げさかな?)

 

他の商品やお店の詳細はウェブサイトをご覧ください。

www.kittenandthebear.com

 

◎アドレス:1574 Queen St. W. Toronto(Lansdowne Aveの西)

◎Tel:647-926-9711

◎営業日&時間:水〜日曜/午前10時〜午後6時(月&火曜休み)

◎Email:mail@kittenandthebear.com

 

(3月28日、ノンちゃん)

フード | 21:43 | - | - |
時事ニュース:トロント市教委が米国行き修学旅行中止

トロント地区教育委員会(TDSB)は、3月22日(水)、同市のハイスクール/カレッジエートの生徒のアメリカ行き修学旅行を、今後、中止すると発表しました。トランプ米大統領がアメリカ入国の際の規制を厳しくしていることへの対策です。

 

それによると、現在、すでに今年の春、900人の生徒が25組のグループを編成してアメリカに旅行することが決まっていますが、これらは予定どおり実施して、そのほかに新しく計画されている修学旅行は取り止めにするとしています。

 

トランプ米大統領は、3月6日、イスラム圏7カ国(イラン、リビア、シリア、ソマリア、スーダン、イエメン)の市民を対象に米国入国を一時禁止した大統領令に署名しました。これに対して、ニューヨーク州などがトランプ政権を提訴するなど執行停止を求める動きが出ています。

 

トロント市教委は、新しい大統領令によって、修学旅行グループの中にイスラム系の生徒がいると、米加国境で米国への入国を阻止され、カナダに返される恐れがあると述べています。(3月26日 色本信夫)

時事ニュース:世界幸福度ランキング、カナダは7位

国連は3月20日を「世界幸福デー」と定めていますが、この日、世界の幸福度ランキングを発表しました。カナダは7位でした。

調査対象となったのは155カ国で、国民の自由度、1人当たりのGDP(国内総生産)、政治、社会福祉制度などを基に2014〜2016年の国民の「幸福度」を数値で表し、ランク付けしたものです。

 

それによると、1位はノルウェー、2位デンマーク、3位アイスランド、4位スイス、5位フィンランドと、上位5カ国のうち4カ国を北欧が占めています。

続いて、6位オランダ、7位カナダ、8位ニュージーランド、9位オーストラリア、10位スウェーデンの順になっています。

カナダの有識者の間では、「カナダも、将来、北欧諸国のような幸福度の水準に到達するよう努力すれば、もっと住みやすい国になるであろう」という声が出ています。

 

アメリカは14位、日本は51位で、前回(2016年)の53位から順位が2つ上がりました。

最も幸福でない国は155位の中央アフリカ(Central African Republic)でした。北朝鮮は、国の実態が不明という理由で調査対象に含まれていません。(3月21日 色本信夫)

アート・文芸:【Book 紹介】カナダ事件簿

カナダ事件簿

ウィルソン夏子/著

彩流社/発行

定価/2400円+税

 

 

オンタリオ州ロンドン市在住のウィルソン夏子さんが、このほど(2017年2月)、著書「カナダ事件簿」を出版しました。

 

著者は、名古屋生まれで、東京芸術大学、ウエスタン大学(オンタリオ州)の音楽学部の修士号を得て、室内楽ピアノ奏者。文学系のカナダ人の夫との出会いを機縁に文筆業にも携わっています。

 

ウィルソン夏子さんは、長年にわたり日加タイムス/e-nikka にも投稿してきたことで、読者にはおなじみの存在でもあります。カナダの社会問題や観光情報、外国旅行体験などに関する原稿を寄せていましたが、2005年からはカナダで起きた事件をシリーズで執筆することも始めました。

 

この年3月18日号「ドネリー一家虐殺事件」を皮切りに昨年(2016年)8月に掲載の「ロンドンのテロ未遂事件」まで、10年余の間「カナダ事件簿」が続き、歴史的に話題を呼んだ出来事や、最新の事件などを扱ってきました。著者独特の鋭い観察眼に多くの読者が引きつけられたものです。

 

本書では、日加タイムス/e-nikka に掲載された記事からとりわけ興味深い14の事件を選び紹介。内容は「アーティスト(作家、画家、音楽家)」と「事件」の大きく2部に分けられています。

 

「アーティスト」の部では、「赤毛のアン」作者モンゴメリーの自死(1942年)、グループ・オブ・セブンの画家トム・トムソン─湖に死体(1917年)、グレン・グールドの母親は誰だったのか(1975年)、など。「事件」の部では、開拓時代先住民の部族争いに巻き込まれた神父惨死事件(1649年)、村人たちの敵意─ドネリー一家虐殺事件(1880年)、にせ予言者「十二使徒教団」の盛衰(1925−1930年)、カナダ最初の誘拐事件─ラバッツビール社長の災難(1934年)、ボクサー・ハリケーン・カーターえん罪と闘う人生(1966年)、ケベック解放戦線FLQによる事件「十月危機」(1970年)、カナダで最初に成功した航空機ハイジャック(1971年)、わが町で起こり得たテロ爆破計画を未然に防いだ連邦警察(2016年)など。本書で取り上げている事件の多くはオンタリオ州で起こったものです。

このうち、モンゴメリーやグレン・グールド、テロ未遂事件などいくつかのテーマについては、著者自身がこれらに関する現場を実際に訪れて取材。そして「事件を起こした人たちは、人生の途中で何があったのか、なぜこうした罪を犯すことになったのだろうか」と、思いを馳せています。

 

それぞれの章の末尾に、著者が自作の短歌を添え、事件当事者の心境やその時代の状況を詠んでいるのも興味をそそられます。ウィルソン夏子さんは「短歌によって、記事内容とその時の自分をつないでおきたい、という気持ちがあったからです」と述べています。

また、各章に英語版ダイジェストが付いているので、日本語が分からない人でも事件の概要が把握できるようになっています。(3月19日 色本信夫)

 

イベント情報:子育て世代のための委任状と遺言状セミナー、JCCC3月23日

e-nikkaでシリーズ「相続法の基礎知識」を連載していた弁護士のスミス希美さんが、3月23日(木)トロント日系文化会館で「子育て世代のための委任状と遺言状セミナー」を開催します。

 

主宰のジャパニーズ・ソーシャル・サービス(JSS)は「突然の事故や病気など『万が一』のために委任状や遺言状を準備しておきたいもの。まだ若いから必要ない、と思いがちな子育て世代の人に役立つ委任状や遺言状についての基礎知識が学べます」と、参加を呼びかけています。

 

 

◎日時 : 2017年3月23日(木)10:00am – 12:30pm

◎場所:日系文化会館(6 Garamond Crt, Toronto)

◎講師:スミス希美

*参加希望者は3月17日(金)までに下記連絡先へ申し込みを。※要予約

◎入場料:$5

◎連絡先:416-385-9200、jss.outreach@gmail.com

 www.jss.ca

 

 (3月16日、ノンちゃん)

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