カナダつれづれ

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コミュニティーニュース:オンタリオ州日本語弁論大会

新しく「新企会・相模原市賞」が設立されました

 

 

▲「新企会・相模原市賞」趣意書の調印を終えて、(右から)服部江理子新企会会長、

    矢吹ソウ典子オンタリオ州日本語弁論大会実行委員会委員、梅沢道雄相模原市副市長

 

毎年春、盛況裏に開催されているオンタリオ州日本語弁論大会(OJSC)に、新企会とトロントとの友好姉妹都市になっている相模原市(神奈川県)が「新企会・相模原市賞」を設立する運びとなり、その趣意書の調印式が、10月30日、新企会元会長の松本ジェームス氏宅で行われました。

 

▲祝辞を述べる伊藤恭子トロント総領事(右端)、(左へ)松本ジェームス氏、

 服部江理子氏、矢吹ソウ典子氏、梅沢道雄氏

 

この賞は、相模原市友好都市親善交流アドバイザーである松本ジェームス氏、瀬戸山チャコ両氏の発案で実現したものです。当日は相模原市から梅沢道雄副市長ら6名が来訪しました。

 

▲「新企会・相模原市賞」を発案した松本ジェームス氏(左)と瀬戸山チャコ氏(中央)

 

調印式では、伊藤恭子(いとう・たかこ)トロント総領事が「今後、この賞を受賞した若者たちが日加両国の懸け橋となることを期待します」と祝辞を述べました。

新企会の服部江理子会長の挨拶に続いて、オンタリオ州日本語弁論大会実行委員会の矢吹ソウ典子氏による同大会に関するプレゼンテーションが行われました。

 

11月7日)

コミュニティーニュース:「トロント新移住者50年の歩み 1967−2017」

新移住者50周年記念誌、希望者に無料配布します

 

 

 

 

▲記念誌の表紙           ▲記事の一部

 

新日系コミッティー(NJCC)・日系文化会館(JCCC)は、今年、戦後日本からのカナダ移住50周年を迎えたことから「トロント新移住者50年の歩み 19672017」と題する記念誌を発刊しました。ただいま希望者に無料配布しています。

 

記念誌には、新移住者の歴史、日系人野球リーグやトロント紅白歌合戦の回想録、日本語学校、年代別の移住者座談会、約70名にのぼる新移住者の方々の寄稿文、各界からの祝辞、戦後移住に関する資料などがカラー写真入りで168ページにわたって掲載されています。

 

希望者は日系文化会館の受付で直接お受け取りください。郵送を希望される場合は送料を申し受けます。郵送料の金額については会館まで日本語または英語でお問い合わせください。

 

                新移住者50周年記念誌実行委員会

 

【日系文化会館】

Japanese Canadian Cultural Centre

6 Garamond Court

Toronto, Ontario   M3C 1Z5

Canada

 

Tel : 416-441-2345

Fax : 416-441-2347

E-mail : jccc@jccc.on.ca

 

(20171024日)

 

 

コミュニティーニュース:トロント初の女性総領事

伊藤恭子(いとう・たかこ)新総領事、抱負を語る

 

▲伊藤恭子トロント総領事

 

10月10日、伊藤恭子(いとう・たかこ)在トロント日本国総領事が着任しました。トロントでは初の女性総領事です。着任早々、1012日には日系文化会館で開催された「トロント新移住者50周年記念祝賀パーティー」で意義深いスピーチを行い、多数の出席者たちと交流を図るなど、精力的な活動を始めています。

 

伊藤総領事は、北海道名寄市出身、上智大学法学部国際関係法学科卒業。1985年外務省に入省したあと、88年オタワのカールトン大学ノーマン・パターソン国際関係研究所修士課程終了。88年から91年までオタワの在カナダ日本国大使館に勤務しました。

 

その後、国連日本政府代表部、在マレーシア日本国大使館、アジア欧州協力室首席事務官、経済連携協定交渉官、人権人道課首席事務官兼国際組織犯罪室首席事務官、開発協力企画室長、在インドネシア日本国大使館参事官、ASAN 日本政府代表部公使参事官、国際報道官などを歴任。トロント赴任の前は2016年—17年に儀典総括官(宮内庁式部官併任)という役職に就いていました。

 

趣味は、琴・三味線などの邦楽演奏、骨董収集、ゴルフ、旅行、スキューバダイビング、美味いもの食べ歩き、と多彩です。また1987年にはカナダ全国剣道選手権大会で優勝という経歴の持ち主でもあります。家族は、カナダ人の夫と2人のお子さん(1男1女)がいらっしゃいます。

 

 

【着任のご挨拶】(トロント総領事館ホームページより転載)

 

10 10 日、トロント総領事として着任いたしました。かつて外務省の在外研修プログラムの2年間をオタワで過ごし、その後在カナダ日本大使館で勤務した私にとって、カナダへの赴任は 26 年ぶり度目となります。夫がオタワ出身のカナダ人であるため、カナダにはこれまで幾度となく訪問してきましたが、カナダ最大の都市トロントにおいて、在留邦人と日系人、あわせて約万人が居住するオンタリオ州を管轄する総領事となる今回の赴任では、その重責に身の引き締まる思いがいたします。

 

本年、カナダでは建国 150 周年が祝われていますが、日本においても今年は明治維新から 150 周年にあたります。同じ年に近代国家としての道を歩み始めた両国ですが、長い歴史と多くの人口を有しながら資源に乏しく、鎖国政策から国を開き始めた島国の日本と、広大な国土に豊富な資源を有し、多くの移民を受け入れながら国家を発展させ始めたカナダとは、極めて対照的であったと言えましょう。その後、異なる歴史の道をたどりながらも、今日の両国は共通の価値観を共有する先進国であり、Gや国連等の様々な場におけるパートナーとなりました。また、両 国を取り巻く国際情勢も変化し、環境、テロ、国際経済、感染症等、共通のグローバルな課題にも直面しています。

 

このような二国間関係を築く上で、日本及びカナダの両国においてこれまで数えきれない 方々がなされた努力に対し、深く敬意を表したいと思います。そして、その方々の拓いてくださった道をさらに踏み進め、より良い日加関係を様々な分野で推進するために、私も微力ではありますが職務に励む所存です。

 

カナダにおける日本についての理解の促進、両国間の交流の活発化、日本企業や日本の地方自治体による海外での活動支援、在留邦人やカナダに渡航される日本人の方々の安全確保等、総領事館のなすべき職務は多岐にわたりますが、皆様の御支援やご助言も受け、皆様とともに協力して取り組んで行きたいと思います。

 

明年は日加外交関係樹立 90 周年を迎え、日加間の交流もますます活発に行われる予定です。そのような時期にこの地において、皆様と共に様々な行事を作り上げて行くことを心より楽しみにしております。

 

1017日、まとめ=色本信夫)

 

コミュニーティーニュース:新移住者50周年記念パーティー

日系文化会館で盛大に開催、出席者に記念誌「トロント新移住者50年の歩み」配布

 

戦後日本からの移住が1967年に始まり今年で50年を迎えたことを祝って「新移住者50周年記念パーティー」が、1012日(木)夜、トロントの日系文化会館で開催されました。主催は新日系コミッティー(NJCC、旧トロント新移住者協会)・日系文化会館(JCCC) 。この日、およそ390人が出席し、大勢のボランティアの皆さんの協力のもと、盛大なイベントになりました。

 

今回のパーティーのテーマは「縁(えにし)」。移住者たちのカナダでの運命的なつながりを永続できるようにという願いが込められているそうです。

 

 

▲スピーチをする伊藤恭子総領事        ▲移住した当時の思い出を語る加藤欽也元トロント新移住者協会会長

 

プログラムはNJCCの武元昭儒(たけもと・あきひと)代表の挨拶で始まり、2日前にトロントに着任された伊藤恭子(いとう•たかこ)総領事をはじめ、地元選出の連邦議員ヤスミン・ラタンシ氏、加藤欽也元新移住者協会会長、ゲーリー・カワグチJCCC理事長、来賓のブラジル移住者松本富子さんが、それぞれ興味深いスピーチを行いました。

 

伊藤新総領事はスピーチで「このパーティーに出席するために予定を繰り上げてトロントに来ました。以前、オタワの大学に留学、日本大使館に勤務していましたので、カナダとは深い縁があります。今日、日本とカナダが良好な関係でいられるのも戦前の一世、二世など日系人の皆様、そして戦後の新移住者たちの皆様の勤勉さと努力のおかげです。今後ますますのご活躍を祈っています」と話されました。

 

鏡開きで気勢をあげた後、皆さんお待ちかねのディナータイム。お寿司をはじめ、魚、肉、野菜、そば、パスタなどバラエティーに富んだメニューで、参加者たちの間では「パーティー券$20にしてはずいぶん豪華だね」という声があちらこちらから聞こえました。

 

会場のスクリーンには、30年以上も昔の「トロント紅白歌合戦」の舞台風景が長時間、ビデオ上映され、出席者の中には「あれっ! 私の歌っている姿が・・・」と、興奮ぎみにじっと見入る人もいました。

 

 

   

▲エンターテイメントの部、和楽器とのコラボで踊るフラメンコ   ▲「トロント新移住者50年の歩み」の表紙

 

50数年前にカナダに渡り、その後、次々とやって来る新移住者たちのお世話をしたという永井睦(ながい・むつみ)さんの回顧録朗読やエンターテイメントのショーを楽しみました。最後はラッフルチケットの抽選会。日系の商店/レストラン、企業などから提供された商品や食事券など盛りだくさんの賞品がありましたが、残念ながら私は当たりませんでした。

 

なお、今回のパーティーに合わせて「トロント新移住者50年の歩み」と題する記念誌が発刊されました。

記念誌の企画は、NJCCの新移住者50周年記念誌実行委員会のメンバーを中心に作年6月から準備が開始され、1年以上かけて完成しました。各方面からの祝辞、多数の移住者からの寄稿、日本語学校、移住年代別による座談会など、まさにトロントにおける新移住者の歴史や生活が多岐にわたって紹介された記念誌と言えるでしょう。帰りがけ、参加者全員にこの記念誌が配布されました。

 

1013日、ノンちゃん)

 

 

 

 

コミュニティーニュース:中山総領事離任

中山泰則トロント総領事、3年の任期終え離任

 

トロントの中山泰則総領事は、2014年9月に着任して以来、3年にわたる任務を終え、このほど、辞令により帰国することになりました。次の任務先については、帰国後に辞令が出るとのことです。

 

▲中山泰則総領事と千鶴子夫人(9月15日、公邸で開かれた送別会にて)

 

 

後任のトロント総領事は、伊藤恭子(いとう・たかこ)氏。1010日に着任する予定です。

 

(9月16日、色本信夫)

コミュニティーニュース:トロントの裏千家・新宗楓(新照子)さん外務大臣表彰

 

40年以上にわたりカナダで「茶道の精神」普及に貢献

 

裏千家淡交会トロント協会の茶道指導者、新宗楓(しん・そうふう=新照子)さんが外務大臣表彰状を受賞しました。

 

その授与式が8月16日、トロント総領事公邸で行われ、新さんの親族、お弟子さん、関係者たちなど多数が出席しました。中山康則総領事から外務大臣表彰状(7月6日付、岸田文雄外務大臣)を贈られた新さんは、「私がカナダに来た頃は茶道どころか日本のこともあまり知られていませんでした。これまでこうしてこられ、賞をいただくことができたのも周りの皆様のおかげです」と感謝のことばを述べました。

 

  

▲外務大臣表彰状を手にする新宗楓さん。右は中山総領事 ▲乾杯の音頭をとる裏千家学園講師の星野宗裕さん(右)

 

新さんは1976年以来、40年以上にわたって、「和敬清寂」をモットーに裏千家茶道の指導にたずさわってきました。本格的な茶室を備えたトロント・ノースヨークの自宅や日系文化会館で指導をするとともに、カナダ各地、米アラスカまで足を運び、大学生に講演を行うなど精力的に茶道の普及に努めてきました。

 

授賞式には京都の裏千家学園講師の星野宗裕(ほしの・そうゆう)さんもお祝いに駆けつけました。星野さんは昔、京都で新さんがお茶の修業をしていた当時の師匠だったそうです。祝辞で「私たちは師弟の域をこえた同志でもありました。新さんの一期一会の精神、日系人やカナダ人に、わびさびの精神を伝えた功績は大きいと思います」と語りました。

 

多くの出席者たちに祝福された新さんは、今年88歳。高齢にもかかわらず、元気いっぱいで今後もお茶の心を広めていくことでしょう。

 

(8月17日、ノンちゃん)

 

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