カナダつれづれ

カナダ在住約40年の筆者がつづる生活情報
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つれづれ随想:究極の目的はすべての人が戦争のない平和を願うこと

毎日、世界のどこかで爆撃やテロ、逃げ惑う市民たちのニュースが流れないことはありません。

 

さらに20世紀に起きた戦争の後遺症も依然と存在し、人々の心を痛めています。日本と韓国の間で起きている「慰安婦問題」や中国の「南京事件」もそうです。それぞれの言い分から始まって、研究者たちによって犠牲者たちの数が大きく異なります。本当は一体どうなのでしょうか?

 

「慰安婦問題」では北米にも少女像が建てられた所があり、「南京事件」では、今、オンタリオ州で「南京虐殺事件記念日」なるものを制定しようという動きが出ているそうです。

 

考えてみますと、ホロコースト、広島・長崎原爆投下、カンボジアのポルポト政権による大虐殺、現在のISのテロ等々、世界のあちこちで起きている事件の根源は戦争です。戦争の原因は一言では言い尽くせませんが、お互いがほんの数%でも相手の立場を思いやる気持ちを持っていれば避けられた戦争もあるのではないでしょうか。そのためには貧困をなくし、教育を充実させることです。

 

戦争によるそれぞれの犠牲者たちが団体を作り、賠償金を要求する運動が起きています。しかし、もっとグローバルに子孫のことを考えますと、一番大事なことは、将来、戦争のない平和な世界を築くことです。権利を要求する各団体がそのエネルギーと資金を平和運動に充てることができたらどんなに有効でしょう。

 

「南京虐殺事件記念日」やいろいろな事件の「記念日」など個々の記念日より「世界の平和を願う記念日」としたほうが誰にでも受け入れられるのではないでしょうか。世界中の国々からの移民で成り立っているカナダだからこそ、それが可能な気がします。

 

カナダに住む移民たちがそれぞれの故国の言い分を主張し始めたらきりがありません。これまで故国で争っていても、カナダ国内で移民同士が戦闘行為などといった大きなトラブルに至った例はあまりなかったように思います。カナダが世界中の人たちに共存の精神を示すことができれば、戦争をなくす平和への一歩を踏み出せると思うのですが・・・。(2月11日、ノンちゃん)

 

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