カナダつれづれ

カナダ在住約40年の筆者がつづる生活情報
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コミュニティーニュース:トロント総領事館主催

日加外交関係樹立90周年を祝う

 

1928年に日本とカナダが外交関係を樹立して今年は90周年に当たりますが、これを記念して、トロントでは日本国総領事館による祝賀イベントが開かれました。

 

 

▲クイーンズパークで90周年のスピーチをする伊藤恭子トロント総領事(左端)▲州議会議事堂前に掲揚された日本国旗

 

7月20日(金)午前、クイーンズパーク(オンタリオ州議会)の議事堂前で、日本国旗を掲揚する儀式が執り行われました。出席者が日加両国の国歌を斉唱、伊藤恭子(いとう・たかこ)トロント総領事がスピーチで「この90年間に日本との関係が進展を遂げ、今日のめざましい発展につながっていることに、カナダ国とオンタリオ州に感謝します」と語りました。

来賓の連邦およびオンタリオ州の議員、先住民代表、日系文化会館(J C C C)の川口ゲーリー理事長らが祝辞を述べたあと、日本国旗が掲げられ、青く澄み渡った空に日の丸がはためいていました。

 

 

▲威勢良く太鼓を演奏する「響和」グループ   ▲日本とカナダ、オンタリオとの良好な関係について語る伊藤恭子総領事

 

▲鏡割りのあと乾杯する来賓の皆さん

 

同日夕、 各界の関係者らおよそ400人がJ C C C小林ホールに集い、盛大な祝賀会が催されました。会場入り口では出席者一人ひとりが伊藤恭子トロント総領事と夫クロード氏から歓迎の挨拶を受けました。

 

このほど新しく誕生したJ C C C和太鼓グループ「響和」(きょうわ)の演奏で始まり、伊藤総領事のスピーチ、ジャスティン・トルドー・カナダ首相からのお祝いメッセージ(代読)、近隣市町の代表による祝辞などが披露されました。

 

会場では、35年間(1978−2014)の長期にわたりミシサウガ市長を務め、その間に多くの日本企業を同市に誘致するという功績を残したヘーゼル・マカリオンさん(97歳)の元気な姿が見られ、鏡割りをしたり、出席者たちとの会話に花を咲かせていました。

 

トロント総領事館によると、日本はカナダと外交を開いて以来、太平洋を挟む重要なパートナーとして、経済関係、人的交流、文化および学術プログラムの充実などを通じて相互理解を深め、民主主義、人権、自由な市場経済の発展に寄与してきました。そして国連、W T O(世界貿易機構)、O E C D(経済協力開発機構)、AP E C(アジア太平洋経済協力)、G7(先進7カ国会議)、G20(金融・世界経済に関する首脳会合)などで日加両国がパートナーシップを発揮しています。

 

(2018年7月21日、色本信夫)

 

 

イベント情報:カナダ立教会・夏の親睦会

美味しい料理を味わいながらオンタリオ湖畔で過ごす楽しいひと時

 

カナダ立教会は、恒例の夏の親睦会を下記の通り開催します。

立教学院(大学・大学院・女学院・小中高校)の卒業生およびご家族の方は、是非、参加してくださるようご案内します。知人・友人の方も大歓迎です。

カナダ立教会 会長 色本信夫

 

■日時:2018年7月28日(土)午前1130分集合   

 

■会場:松本真一郎さん宅(トロント市スカーボロ)

     

    ※参加の連絡をいただいた方には、道順をお知らせします。

     TTCで来られる方は、地下鉄Warden 駅で下車。当方から車で駅までおえに行きます。

 

■食事:各自料理を一品ずつ持ち寄りでお願いします。

 

■会費:無料

     

出欠のお返事は、7月23日(月)までにご連絡ください。

    :  416-485-6929(色本)

        E-mail  : iromoto@rogers.com

 

(2018年6月29日)

- | 02:18 | - | - |
フード:オリジナリティーあふれるフレンチ•ビストロ「Café Cancan」

パリのビストロ風でありながら地元の食材を生かした独自の料理が魅力

 

パステルカラー調のメルヘンチックな外観から、一瞬ビストロ・レストラン?と首をかしげたくなる「Café Cancan」。約1年前にスパダイナ通りを挟んでトロント大学の反対側にあるハーボード通り(Harbord St.)にオープンしました。経営者は元高級フランス料理店「Splendido」(現在はイタリア料理店「Piano Piano」)のビクター・バリーさん。その「Piano Piano」のすぐ前に「Café Cancan」を出したのです。バリーさんは「Piano Piano」の経営者の1人でもあります。

 

Splendido」は自他共に認める高級料理店で、ちょっと入りにくい感じがありました。しかし、「Café Cancan」は名前からしても庶民的でラフな格好で食事を楽しめる雰囲気があります。バリーさんはそこらへんをくみ取ったような気がします。

 

  

▲メルヘン調?の外観         ▲内装にもリラックス感が・・・ 

   

Café Cancan」があるハーボード通りは、ここ4〜5年前からグルメ通りと言われるくらい、特色のあるレストランが並んでいます。シードルを売りにしたレストランや日本料理では寿司専門の「YASU」、オッシントン通りに近いところに「Skippa」もあります。スイーツの店も最近増えています。

 

そんな中で、「Café Cancan」は、季節の新鮮な地元の材料を生かした独自の料理を出して人気を得ています。値段はオードブルが1618ドル、メイン料理は2234ドルと一般的です。中にはフォアグラを使った65ドルという料理やキャビアやフォアグラを使った120ドルの料理もありますが・・・。

 

 

▲エスチュルジョン(チョウザメ)の燻製、ピザ風 ▲アーティチョークと生ハムのオードブル

 

オードブルは季節の野菜と生ハムをあしらったものやオリジナル野菜サラダ、チョウザメの燻製を使ったピザ風のものなどアイデアいっぱいで、しかも量がたっぷりあるのでシェアするのにぴったりです。生ガキも新鮮でオススメ(12個で32ドル)。

 

  

▲ニョッキ                     ▲鴨のコンフィ

 

 

▲ステーク・オー・ポワーブル           ▲トラウトのクリームソース

 

メインは、ニョッキ(ジャガイモと小麦粉を混ぜたパスタの一種)、ビストロ定番の鴨のコンフィ(塩漬した鴨のモモ肉を揚げた料理)やローストチキン、ステーク・オー・ポワーブル(コショウ風味ステーキ)、トラウトのクリームソースなどが人気です。

 

 

▲自家製アップルパイ。甘さを抑えた繊細なデザート ▲壁の絵が楽しいパティオ

 

デザートはその日によって違いますが、自家製アップルパイが美味しいです。ただし、焼くのに45分かかるそうで、最初にたのんでおかないとメインが終わってからだと45分間待つことになります。ウエートレスがメニューの注文を取るときにそのことを言ってくれますので、そのときに頼んでおいたほうがいいでしょう。

 

すべての料理がオリジナリティーあふれ、ワクワク感があり満足度もバッチリです。リラックスさせてくれる内装とともににこやかなサービスもいっそう料理を引き立てていました。お店の奥のパティオは楽しそうな壁の絵がいい雰囲気を出しています。

 

ランチ、ブランチメニューもあります。

www.cafecancan.com

 

*「Café Cancan

 89 Harbord Street. Toronto

 Tel:647-341-3100

 毎日オープン(営業時間はサイトを参照)

 

2018614日、ノンちゃん) 

フード | 03:21 | - | - |
トピックス:聴衆を魅了、若き音楽家をサポートする「第6回チャリティコンサート」

才能あふれる熱演ぶりに感動させられた音楽会

 

音楽家を目指す20歳前後の若い人たちをサポートする「Musicians‘ Dream Aid MDA)第6回チャリティコンサート」が6月3日(日)、トロント市フォレストヒルGrace Church-on-the-Hillで開催されました。

 

MDAは、トロントの高校生が設立したNPOです。コンサートの収益は、音楽家を志す学生達の支援に使われます。

今回のチャリティコンサートでは、国際コンクールやカナダの全国大会で活躍している学生達がバッハ、モーツァルト、ショパン、リスト、プロコフィエフ作曲のピアノ、バイオリン、フルート、声楽曲を演奏し、その熱演ぶりが聴衆に感動を与えてくれました。

  

  

Anson Huiさん              ▲Katelyn Birdさん          ▲Arthur Chakhmakhchyanさん

 

第1部のトップは、ピアノのAnson Huiさん

彼は、19歳でトロント大学2年生。インディアナ大学ピアノコンクール第1位、インディアナポリス・オーケストラ・コンチェルト・コンクール第1位はじめ、数多くの賞を受賞。

 

次にソプラノのKatelyn Birdさん。

21歳で、グレン・グールド・スクール3年生、National Association for Teachers of Singing Competition (NATs) の大学3年カテゴリーで第1位。2018年7月にはザルツブルク音楽祭に出演予定です。

 

第1部の最後はヴァイオリンのArthur Chakhmakhchyanさん。

19歳のグレン・グールド・スクール2年生。トロント市や近郊でソリストとしてオーケストラと演奏。Toronto Symphony Youth Orchestraの前コンサート・マスター。

 

 

Carter Pianoクインテットの皆さん

 

インターミッションの後はまず、5人の「Carter Pianoクインテット」の演奏で第2部が始まりました。

彼らは、ノースヨークのCardinal Carter Academyのストリングス部の学生。Cardinal Carter Academyのシニアオーケストラとして、GTA(グレーター・トロント・エリア)のキワニス音楽フェスティバルで連続優勝しています。

 

 

Feiran Biさん                       ▲Thomas Torokさん

 

続いてフルートのFeiran Biさん。

17歳でTaylor Academy学生。オークビル・チェンバー・オーケストラ・コンクールのジュニア部門第2位。中国フルート協会開催の数々のコンクールで受賞しています。

 

最後はピアノのThomas Torokさん。

ハンガリー生まれで6歳の時に両親とともにカナダに移住。現在20歳で、グレン・グールド・スクール1年生。2014年MostArtsピアノコンクール第2位、2016年ニューヨーク国際ピアノコンクール第2位。2017年夏には、マイアミサマー音楽フェスティバルやカーティス音楽学校で開催されたPhiladelphia Young Pianists Academyで演奏するなど各地で活躍しています。

 

当日の演奏プログラムは以下の通りです。

 

 

▲当日のコンサートに出演した演奏者たち

 

世の中に音楽家を目指す人たちは数多くいます、その中で頭角を現すためには努力、才能、そして周囲のサポートが必要です。彼らの熱演を見ていて、将来、彼らの夢がかなうことを願わずにはいられませんでした。本当に素晴らしいコンサートでした。次回も楽しみです。

 

2018年6月4日、ノンちゃん)

 

トピックス | 23:50 | - | - |
旅:パリのロダン美術館

ロダンが住んでいた館が美術館に•••広い庭園に何気なく置かれた傑作の数々

 

パリにはルーブル、オルセー、オランジュリー、ピカソ美術館をはじめ、ざっと約80の美術館や博物館があります。これらを全て見て回るのは長く滞在している人でも大変です。結局、ネットや資料を調べて自分の好みの美術館や博物館を選ぶしかありません。

 

今回は昔行ったことはありましたが、長い間訪れていなかった「ロダン美術館」に行って見ました。庭園の美しさが有名なので、ちょうどバラの季節でもあり散歩がてらに行くにはちょうど良いロケーションです(実は、最近よく借りているアパートから徒歩10分のところにあります。昔住んでいたアパートからも徒歩20分くらいで行けました)。

 

オーギュスト•ロダン(August Rodin,18401917年)は日本人にはもっとも馴染みが深い彫刻家の1人ではないでしょうか?その割にはこの美術館を訪れる日本人は意外に少ないです。この美術館は、ロダンが1908年から亡くなる1917年まで住んでいた館と庭園です。

 

いわゆる日本の教科書に載っている代表作がほとんど見られます。特に街中にしては美しくよく手入れされた広い庭園内に置かれた世界的に有名な作品の数々を鑑賞できるのは感動的です。

 

 

「考える人、Le Penseur」。この像はかなり多く鋳造されていて、有名な美術館で見たことがある人も多いでしょう

 

 

「バルザック像、Balzac」                 ▲「アフロディテ、Aphrodite

 

まず、庭園コースで最初に目にするのは彼の代表作の一つ、「考える人、Le Penseur」。そのすぐそばに有名なフランスの小説家、「バルザック像、Balzac」があります。そして愛と美の女神「アフロディテ、Aphrodite」、庭園内のカフェを通り過ぎると躍動的な人間像の数々のブロンズ像が庭園の中心の噴水の周囲

に置かれています。

 

 

▲池の周囲に彫刻が置かれ、金色のアンバリッドを望む ▲アーチ型の木の門からロダンの館が見える

 

 

「地獄の門、La Porte de l’Enfer」。作品の中に独立した作品「考える人」や「3人の男性像」などが含まれています

 

森の中にも数々の像が何気なく展示されていてふっと足を止めることも。館の正面左の庭園内には、未完成ながらも大作「地獄の門、La Porte de l’Enfer」が来館者の目を惹きつけています。この作品の中に独立した作品「考える人」や「3人の男性像」などが含まれています。

 

 

「カレーの市民、Monument aux Bourgeois de Calais」  ▲ロダン美術館の庭園は花がいっぱい。右にエッフェル塔も見える

 

さらにそのすぐ近くに迫力のある「カレーの市民、Monument aux Bourgeois de Calais」像が存在感を示しています。

 

美術館内には、ロダン初期の作品「接吻、Le Baiser」や「大聖堂、La Cathedrale」をはじめ、未完成作品も含めて多くの作品が展示されています。

 

天気の良い季節は、庭園美術散歩を兼ねたひと時を味わうにはもってこいの場所でしょう。

 

【ロダン美術館のインフォメーション】

*場所:77 rue de Varenne パリ7区(金色のドームが目立つアンバリッド=

Invalidesの隣)地下鉄駅:Varenne13号線)

 

*開館時間

 火〜日曜/午前10時〜午後5時(月曜休館)

 

*入場料金

 大人:10ユーロ(庭園のみは4ユーロ)

 1825歳:7ユーロ(庭園のみは2ユーロ)

 

18歳未満 無料第一日曜はすべての人無料

 

www.musee-rodin.fr

 

20186月11日、ノンちゃん)

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