カナダつれづれ

カナダ在住約40年の筆者がつづる生活情報
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旅:〈ポルトガル編2〉リスボン県の世界遺産、ベレンの塔とジェロニモス修道院

ポルトガルには15の世界遺産がありますが、そのうちリスボン県のベレン(リスボン市郊外)に「ベレンの塔」と「ジェロニモス修道院」の2つがあります。昨年、日程の都合で行けなかったので、今回は何としても行こうと決めていました。

 

 

▲ベレンの塔                    ▲4月25日橋とキリスト像(橋の右側)

  

このふたつは、リスボンの中心地、ロシオ広場の隣のフィゲイラ広場から市電に約30分間ゆられているうちに到着します。他に地下鉄と列車を乗り継いでも行けます。市電で行くと途中、テージョ川の対岸にキリスト像(リオデジャネイロのキリスト像を模したもの)や川にかかる「4月25日橋」を見ることもできます。

 

リスボンから行くと、一番遠くにあるのが「ベレンの塔」で、そこから歩いて10分くらいのところに「発見のモニュメント」があり、道路をはさんでそのすぐ反対側に「ジェロニモス修道院」があります。訪れる人はこの3カ所をセットにして見て回ります。

 

「ベレンの塔」は16世紀初めにマヌエル一世の元で船の出入りを監視するために建てられた要塞でした。タワーの中には国王や王族の部屋、食堂、兵器庫などがありました。また、2階には砲台があり、1階は潮の干満を利用した水牢もあったそうです。

 

  

▲発見のモニュメント。右端がエンリケ王子            ▲反対側から見たモニュメント

 

「発見のモニュメント」は、建てられて新しく、1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して作られたモニュメントです。高さ52メートルあり、近づくと帆船の先端に立つ勇敢なエンリケ王子の姿に続いて、宣教師や船乗り、学者などの迫力せまる彫像が見られます。

 

 

▲ジェロニモス修道院

 

 

▲見事な彫刻を施した南門

 

「ジェロニモス修道院」は、バスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して、エンリケ王子が建てた礼拝堂の跡地にマヌエル一世が1502年に着工した修道院です。ため息のでるような繊細で壮大な彫刻が施された南門は、聖ジェロニモスの生涯が描かれています。優美なアーチの回廊も有名ですが、中に入るのにものすごい列で1時間以上待たねばならず、今回はあきらめました。(5月27日、ノンちゃん)

 

 

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旅:〈ポルトガル編1〉真っ青な空の中、坂道を市電が通る歴史の街、リスボン

昨年に続いて、再びリスボンへやってきました。旧市街はどこを見渡しても歴史を感じる建物ばかり。なかでも中心地のロシオ広場近くにホテルを取りました。交通の便がよく、周囲にはたくさんのレストランがあふれんばかりにひしめいています。どの店も熱心にお客の呼び込みをやっています。

 

▲ロシオ広場                    ▲コメルシオ広場。いつも多くの人々でにぎわう

 

▲サンタ・ジュスタのエレベーター  ▲エレベーターのトップは展望台になって、橋をわたればシアード地域へ行ける

 

リスボンは今が一番観光客にとってよい時期で、毎日からりと晴れ、気温は27~30℃と暑いですが、湿気がないので汗でびしょびしょになることはありません。ポルトガルではテロが起きていないせいか、世界中から観光客が押しよせています。中でも一番多いのがフランス人。続いてドイツ、イギリス、アメリカ、インド、ロシアの各国の人で、アジア系は少ないです。

 

そのせいか、リスボンで観光客を相手にする人たち、ホテル、レストラン、お土産屋、交通機関などの従業員たちは少なくとも、フランス語と英語は片言なりとも話し、理解します。そんな街は世界中でも珍しいですね。いかに観光に力を入れているかがわかります。

 

▲この季節、街中紫色の花が咲いている        ▲ローマ時代に建てられたサン・ジョルジェ城

 

▲テージョ川に停泊するクルーズ船         ▲サン・ペドロ・デ・アルカンタテ展望台からサン・ジョルジュ城が見える

 

まずは旧市街地の歴史建物や広場の写真を紹介します。このあと、世界遺産(2)、リスボン名物の市電やケーブル(3)、料理(4)、ファド(5、Fado=民衆音楽)、ポルトガル最南の街、ファーロ(6、Faro)、こぼれ話あれこれ(7)などをつづっていきましょう。(5月25日、ノンちゃん)

 

 

| 14:58 | - | - |
旅:〈パリ編6〉パリの新名所、セーヌ川に浮かぶホテル「OFF PARIS SEINE」を見学

昨年6月にオープンした「セーヌ川に浮かぶフローティングホテル!」のことを知ったのはトロントスター紙の「パリ特集」記事でした。

「セーヌ川に浮かぶ?」

この奇抜なアイデア、ぜひ行って確かめたくなりました。以前にはクルーズ船のように船がホテルになったものはあったようです。しかし、このフローティングホテル「OFF PARIS SEINE」は常設のホテルです。しかも4つ星ホテルです。

 

このホテルは、パリの6つの大きな鉄道駅のひとつ、「オーステルリッツ駅」(Gare d’Austerlitz、トゥール、ボルドー方面行き発車駅)のすぐ裏にあります。また、セーヌ川をへだててリヨン駅(Gare de Lyon)駅も近く、地下鉄とともに交通の便は大変よいです。すぐ近くに歴史的にも有名な国立自然史博物館のある植物園があります(www.mnhn.fr)。

 

 

夏にピッタリの涼しげなフローティングホテル

 

 

セーヌ川の岸沿いに全面日本的な簀(す)の子のようなブラインドをとりつけたホテル「OFF PARIS SEINE」。ちょっと見た目にはそれほど高級には見えないのですが、部屋の中はけっこう豪華です(www.offparisseine.com、ギャラリー参照)。泊まり客でなくてもバー&レストランが利用でき、ただのぞいて見るだけでもオッケーです。きっと私のように興味本位で来る人も多いでしょう。でもそこは客商売、にこやかに応対してくれます。

 

客室は全部で58室(1階と2階、4つのスイートルーム、岸側向きと川側向き)があります。値段は1部屋1泊135ユーロから448ユーロ(タックス別)と、パリ市内の4つ星ホテルと大体同じくらいです(1ユーロ=約1.5カナダドル)。1年中オープンしていて、冬は多少安くなるとか。

 

 

 

レストランのほかギフトショップや小さなプールもあります。海ではないのでそれほどゆれることはなく、心地よく夢の世界へ誘う程度のゆれ、だそう。でもなんだか地についていないということは落ち着かない気がしますが・・・。今のところは物珍しさと体験気分で泊まるお客が多いようです。夏は納涼船に泊まる感覚でけっこう予約がいっぱいだそう。クルーズ船とちがって陸に上がろうと思えばすぐに行けるところは利点かな? 個人的にはバーで納涼気分を味わうだけで十分と思いました。(5月18日、ノンちゃん)

 

 

 

 

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旅:〈パリ編5〉ボンボンで楽しく心豊かに「Le Bonbon au Palais」

パリにはショーウインドーをのぞいて見飽きないほど、おいしそうなケーキやチョコレート屋さんがいっぱいあります。マカロンはもうトロントでもめずらしくありませんが、本場パリではさらに進化して大小いろいろな形、味、さらにパッケージに工夫がされています。

チョコレートも個性を売りにした店が増えているように感じます。

 

今回は、ちょっとユニークなボンボン屋さん「Le Bonbon au Palais」に行ってみました。実はNHkの「フランス語講座」(TVジャパンでは毎週月曜朝6時30分から)で女優の常盤貴子さんが紹介していたのを見て「ぜひ行ってみたい」と思ったのです。

 

 

花の砂糖漬け、フルーツの香り、オリジナルボンボンがいっぱい!

 

  

 

場所はカルチェラタン(学生街)のソルボンヌ大学のすぐ近くです。一見してすぐにボンボン屋さんとわかるカラフルな商品が並んでいるので、子供や女性だとスーと入ってみたくなるのでないかしら?

 

店内にはガラスケースに色とりどりのボンボンが並んでいて、一瞬選ぶのに迷ってしまいます。たまたま日本人の店員さんがいて丁寧に説明してくれました。ざっと種類は約300もあるそうです。花びらをそのまま砂糖漬けにしたもの、フルーツ味&フルーツの砂糖漬け、ハーブ味、チョコレート風味、マシュマロ、ゼリー・・・etc。これらはすべてオーナーでボンボン職人、ジョルジュさんのオリジナルだそうです。

 

 

 

珍しい花の砂糖漬けは、バラの花びらとつぼみ、すみれ(Violette)、クマツヅラ(Verveine)、リラ(Lilas)、ミントの葉の6種あります。これらは作るのに半年もかかり、大変手がこんでいるので他より高めで100g/12.90ユーロになっています(他は100g/2.9~8.9ユーロ)。シャンパンや白ワインに入れたり、アイスクリームに添えたり、とその人の工夫でおしゃれなデザートが生まれます。(写真上右は、左からラズベリーボンボン、6種の花の砂糖漬けボンボン、みかんゼリーボンボン)

 

実際にお店に行けなくても、ウェブサイトを見ているだけで楽しく、心豊かになりそうです。www.bonbonsaupalais.fr

 

■アドレス:19 Rue Monge 5e  Tel:01-78-56-15-72

■オープン時間;火〜土曜午前10時30分〜午後7時30分(日、月曜休み)

 

(5月16日、ノンちゃん)

| 00:58 | - | - |
旅:〈パリ編4〉マクロン仏大統領就任式後、シャンゼリゼ通りをパレード

1週間前の5月7日に仏大統領決選投票で勝利したばかりの前経済相エマニュエル・マクロン氏(39歳)が今日(5月14日)、第5共和政第8代大統領に就任しました。エリゼ宮(大統領府)で、オランド前大統領に迎えられて引き継ぎの手続きを済ませたあと、マクロン大統領がオランド氏を見送り、就任のスピーチを行いました。

スピーチは約20分ほどありましたが、要点は選挙の争点だった欧州連合(EU)に関して「改革をはかり、結束して再出発しよう!それによって仏経済の立て直しを」ということや「国内の分断に対して修復に取り組む努力をする」、さらにテロ対策についても強い決意を述べていました。最後は「Vive La France!」(フランス万歳)で締め、拍手喝采でした。

 

 

 

 

就任式のあと、恒例のシャンゼリゼ通りをパレード。私は就任式をテレビで見て、パレードの時間を見計らって出かけましたので、それほど待ち時間はありませんでしたが、沿道には何時間も待っていた人もいました。

騎馬音楽隊の先導で、オープンジープに乗ったマクロン大統領の姿(写真上右、柱の横に立っている)が見えるといっせいに拍手と名前を連呼する人たちの興奮で雰囲気が盛り上がりました。

当日は、不安定な天気で真っ青に晴れたかと思うと、急に土砂降りになったりの繰り返しで見る人もパレードを行う人たち、警備の警察官たちも大変だったと思います。

 

マクロン大統領は、明日、さっそくベルリンへ行き、ドイツのメルケル首相と会談するそうです。若い大統領の行動力に期待したいですね。

 

気さくでジーンズの似合う魅力的なファーストレディ、ブリジットさん

 

ぐうぜんにも今、私が借りているアパートのすぐ近く(徒歩5分)のところにマクロン大統領夫妻の自宅があります。特別高級住宅地でもない、商店街(Rue Cler =写真下。カフェ、パン・野菜・肉・魚屋、ワイナリー、日本レストラン、花屋、etc)と同じ通りにかれらのアパルトマンがあります。たまたま、大統領に当選した翌々日に彼が自宅から出かけるときに出くわしてわかったのです。

そういえば、「こんなところに警備の警察官がいるのはどうして?」と思っていました。若くして銀行家として富を得た、と聞いていたのには似つかわしくない建物なので、まさかそこに自宅があるとは・・・。

 

 

 

今後はエリゼ宮に住むことになるため、就任式の前日(昨日)、これまたぐうぜん、マクロン夫人のブリジットさん(63歳)が商店街の皆さんに最後の挨拶回りをしているところに会いました。スリムでジーンズの似合う魅力的な方でした。

気さくに記念写真を撮らせたり、商店主の方々と握手をしていました。きっと、この商店街でいつも買い物をしていたのでしょう。これからは気軽に買い物にも行けない立場を惜しむかのように皆さんとお話していました。

大統領との歳の差が24歳もあることで世間はいろいろ言っていますが、あの夫人あっての大統領だと実際に見て、納得しました。(5月14日、ノンちゃん)

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旅:〈パリ編3〉変わらないマルシェ(朝市)から始まるパリの生活

スーパーマーケットやコンビニ的店が増えたとはいえ、私にとってマルシェはパリの生活に無くてはならない存在です。市内には週2回立つ青空市場が、常設市場を加えると約90カ所もあるそうです。何といっても新鮮でその割りに値段も安いのが魅力。最近は若い人はだんだんスーパーやコンビニ派が増えたようですが、昔からの朝市常連客はしっかり根付いているようです。

 

 

 

 

今回、7年ぶりにパリで一番評判のいい、「プレジデント・ウイルソン朝市」(Ave.du President Wilson 16e, 毎週水曜&土曜の朝7時〜午後2時ごろまで)に行って来ました。高級住宅地のそばにあるので、マルシェの中では品がよく値段も少し高めといわれています。魚介類、肉類、野菜や果物、チーズ、お菓子やパン類はもちろん、お惣菜(パエリャやシュークルート=写真上、ローストチキン、パスタなど種類は豊富)、花、衣類や小物まで売られています。

 

 

 

魚といえば、刺身用の新鮮なマグロもあります。しかし、最近は値段がどんどん上がって1キロ約50〜98ユーロ(1ユーロ=1.5カナダドル)もします。「日本人がマグロを獲りすぎるからだ」と。このマルシェでもマグロを求めてくる日本人が多いと見えて、日本人だとわかると日本語で「マグロ、マグロ」と声をかけてきます。そして、ついこのマグロのお刺身が私にとってパリの楽しみのひとつだから手がでてしまうのです。もちろん、わさびと醤油は持参して・・・。(5月13日、ノンちゃん)

 

 

 

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